東洋医学のお話【キホンのキ】
前回の続きとなります!忘れっちゃったな〜という方は戻っておさらいしてみてください(^^)
身体=会社
取り扱うもの=気・水・血 この3つのバランスが保たれた状態=健康
各臓器=各部署
というお話でした。
気の働きが5つありましたね!では、気の働きが悪くなったり、足りなくなるととどうなるでしょう??
気が足りないと、上記の作用と反対のことが起こります。『〜れない』に変えてみるだけで健康とは遠のきますね😳💦
また、気が過剰な場合もよくありません。怒りっぽくなったり、暑く感じやすかったり・・・(おや?何かの症状に似てますね!)
滞る場合はどうでしょう?循環できなくなり必要な部署に届けることができません💦
となると、次から次へいろんな部署での仕事が滞り、会社全体が機能しません。
食事から作られる『気』。食事がいかに大切かわかるかと思います🍽️ただお腹を満たすだけの食事もNGです!
次に【水】についてです💡
水は血以外の体内の水分にあたり、潤したり冷ましたりする役割があります。
足りないと乾燥しますし、冷えなくなります。また滞ると、不要なものが排出されず、むくみの原因になったりします。
健康な状態でも存在するものを『湿』と呼び、身体の中で停滞した異常水分『痰飲』といいます。
また、痰飲は『痰』と『飲』に分かれます。それぞれ特性は違い、
痰・・・ネバネバ
飲・・・サラサラ
と、なります。
痰飲は重く、下に沈みやすく、また天候(雨天)で悪化します。足のむくみやお天気頭痛なんかの原因になったりもします💡
最後に【血】とは!
血液!そのままといえばそうですね☝️血液は身体の中を循環し、栄養を届けています🩸ここでの血も身体を温めたり臓器の働きを良くしたりと大切な役割を担っています。特に女性では月経や妊娠・出産という大切なお仕事がありますよね💡
中医学では髪や爪のことを、『血余』といいます。読んで字の如し、血の余りですから妊娠中や産後の授乳中にまつ毛や髪の毛が細く薄くなるのも納得です😳
水でいうところの痰飲のように、血にも悪さをする血の名称があり、『瘀血』といいます。生理中に出る血の塊(血塊)とかが分かりやすいかと思います。
瘀血は単独では病態化せず、背景に他の原因があったりします。
なんだかとても簡単な説明でしたが💦
この3つのバランスの取れた状態が崩れると身体に不具合が生じます。
次回は陰と陽についてです🙌🏻