〜東洋医学のお話〜
一見東洋医学、と聞くと何だかよくわからない『気』とか不思議な・スピリチュアルなような、少し自分とは縁遠い感じがします。だけど東洋医学を知ると面白くて自分が思うよりずっとずっと身近な存在であることに気づけます。
私自身、鍼灸師を目指した理由もここにあるのです☝️
人体を一つの会社としましょう。その中にあるのが各部署、つまり臓器のことですね💡この各部署同士の連絡が上手くいかないと仕事が滞ってしまいます。単独で存在しても成り立たず、機能しない→病気になる。
そこで、全身(会社全体)のバランスを図り・整える。各部署の連絡手段が経絡(けいらく)、皆さんのよく知る『ツボ』です。
会社の仕事が身体を機能させることだとして、各臓器は機能させるための各役割を担っています。良い会社を作る為に必要なことは何だろう?逆にどこが原因で不調が出たんだろう??
西洋医学では結果に対して処置を施す(薬や手術)。東洋医学では結果の原因、または結果が出る以前に処置を施します。
日本では他の国に比べると予防医学が発展していません😔歯医者へ行くのも虫歯ができてから・・・審美歯科となると費用も高いし贅沢なこととして治療を踏みとどまることも少なくはないと思います。しかし、近年では口腔内の状態でかかる病気がわかったり予防できるようになっているのも事実です。
医学は一つじゃない!アプローチの方法が違うそれぞれの医学をうまく取り入れ、一つしかない大切な体をいつまでも健康で、かつ美しく✨作りましょう🙌🏻
本題へ戻り。。。
身体(会社)で取り扱っているもの、それが『気・水・血』となります。ここでの血は「けつ」と言います。
水や血なんかはイメージがつきやすい。怪しさ満点の『気』とは???
【気】の製造方法はズバリ、『食事』!です🍽️
気は『水穀の精微』と呼ばれ食べたものから造られます。(先天と後天に分かれますがここでは後天の精についてです。)
車を動かすガソリンが足りなかったり、精度の悪いものだと車は動きません。乱れた食生活では良い気は作られないということになりますね!お肌やまつ毛にとって良い食事は普段から口すっぱくお伝えしておりますが、なんとここにも繋がるんですね!
さらにこの『気』には5つの働きがあり、この働きが体を動かす基となります。
フムフム…🤨あれ?怪しさが一気になくなりました💡
どれが欠けても不調として表れてしまいますからね!どれも身体にとってとても大切なものということがわかります。
と、いうことで次回は水・血についてのお話です✨